代表からの挨拶

聖心保育園のホームページへようこそ。
保育園というものが立場の違いから種々な受け止め方もある事と思います。 例えば行政側から考えれば福祉という健康で、人間らしい、より快適な暮らしを保証し、 守り、人間性を尊重する社会を維持する為に、工夫し努力する施策などと考えることも出来ましょう。
しかし一番大切なのは、保育園は子どもが主役です。子どもが中心で、子ども本意に考えることが第一です。 「世界中を敵に廻しても君を守るよ」という、強い子どもを育てる為には育てる者が強くならなければいけません。 その為には保育行政側と意見のくい違うこともあるかもしれません。
又、それぞれのご家庭の教育方針もあるでしょうが、その様な時こそ皆一人一人の考え方は違うという事を前提に話し合い、 共通点を見出し社会に立派な人間を送り出す核になりたいと考えております。

施設概要

私たち聖心保育園は、昭和13年、聖心幼稚園として認可されて以来、 第二次世界大戦時をはさみ、その時点では、戦時託児所(杉並では聖心保育園を含み3園)を経て、 同地にて続けて来た園を廃止し、同時に、昭和27年3月、東京都に認可され聖心保育園が誕生してから60周年を超えました。

園の沿革

昭和13年 聖心幼稚園として認可される
昭和27年 聖心保育園が誕生
平成18年 新園舎完成

教育方針

子ども本来の姿を取り戻し
子どもが安心して生活でき
子どもの未来を開く

子どもをとりまく社会情勢は日々刻々と変化し、保育行政もめまぐるしく動いています。
50年間保育所とかかわっていた上で、現在の社会には乳幼児教育と保育行政のギャップの大きさを感じています。 どのような社会であれ、子どもにとっての乳幼児期は一度限りです。 その一度限りの連続が後から振り返ってみると成長したという実感として認識できます。 ですから、その一瞬一瞬を丁寧に観察し、的確な指導が必要になります。
聖心保育園では、昨今行政で簡単に使われている”保育サービス”なるもの、 保育所が”保育サービス”の為成り立っているかの認識を植え付けるような印象は、即座に返上したいと考えています。
保育所はあくまでも、子どもを保育し、教育していかなければならない使命は、今こそ強く主張していかなければなりません。

保育理念

子供たちが一人の人格として尊重され現在を最も良く生きるために、保育園と保護者、 地域が共に手を取り合い安心できる環境をつくり、子どもの最善の利益を考え創意工夫を図る
○子どもの最善の利益を守る
○生きる力への基礎を培う
○他者への信頼感と自己の主体性を形成する

保育方針

1.お互いに影響し合って育ち合うような仲間をつくる。
2.意欲的に何事にも取り組めるよう、困難さを乗り越える力と経験を積み重ねて、 達成感を味わう
3.手先、足先までのしなやかな身体をつくるために、リズムなど発達をおさえた働きかけをしていく。
4.自ら考え自ら判断して行動できる、自分の意見をはっきり言えるような子どもに育つよう、イメージ(想像力)を大切にする。

保育目標

1.健康な子ども
2.友達や仲間と仲良く遊べると共に大切にする子ども
3.作ることに喜びを感じられる子ども
4.自分で考えて行動する子ども、やりぬこうとする子ども
5.身近なものに愛情をもって接する子ども

年齢別保育目標

0歳児
しっかりとした人間関係をつくる。
五感覚を育てる
快い生活リズムを獲得し、快・不快を感じる。(よく食べ、よく眠る)
しっかりした歩行に向かう。
1歳児
安定した人間関係の中で一人遊びを十分にする。
豊かな経験を通して言葉を獲得する。
快い生活リズムを獲得して、基本的生活習慣を獲得しようとする。
歩行の確立に向けて意欲的に活動する。
2歳児
友達への関心が十分に育ち、つながりを持つようになる。
いろいろと経験した中で、言葉で表現できる喜びを味わう。
基本的生活習慣が快い感覚として身につくようにする。
基本的運動機能を獲得していく。(歩く、走る、飛び降りる、よじ登る、渡る、ぶら下がる、両足跳びなど)
3歳児
遊びや身近な生活習慣を通して、仲間との関係を育てる
基本的生活習慣の自立へ向かう。
身体全体を使って活発に遊ぶ。
自分の要求や思いを、言葉や行動で表現する。
4歳児
仲間と共に遊び生活するなかで、自立の方向に向かう。
遊んでいろいろな運動や製作に取り組み、できた喜びを持つ。
手先、足先を使った動きを十分にやり、しっかり使えるようになる。
自分の思いや考えを言葉に出して相手に伝えられるとともに、想像の世界を豊かにしていく。
5歳児
仲間同士影響しあうなかで、集団が育っていく。
経験をもとにして、次の目標に向かって自分の力を出し切る。
全身運動もより滑らかになり、細かい手や指の動きができるようになる。
イメージを豊かに持ち、それを表現する(言葉、絵など)

アクセス

167-0034 東京都杉並区桃井2-24-18
TEL 03-3395-1005 FAX 03-3365-3387
交通手段:JR荻窪駅よりバス5分・西武新宿線上井草駅よりバス5分